目がさめると誰もいない。
どれだけ眠っていたかもわからない。
白々しいほど明るい、湾曲して伸びる廊下をすすむと、たくさんの小部屋が連なる部屋へ出た。
整然と並ぶ小部屋と中央にある手術台のようなテーブル。
ひとつひとつが機能の整った棺桶のようにも見える…
なんちゃって。
バイオハザードの冒頭を思わせる
無菌室的不思議空間。
冷凍睡眠でたくさんの人間がどこかに運ばれる宇宙船かも!
そんな妄想がはかどります。
わかってる。
ここはサービスエリアのトイレ。
きれいすぎて夜中に一人はなんだか怖い。
早く誰か来ないかな。
しかし本当にきれい!
サービスエリアのトイレですよ?
時代はかわったなあ。
あれいま、西暦2017ですよね??
鏡に映る人のファッションの脈絡のなさに、ますます不安になる夜です。
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