媽祖廟



息子とテレビを見ながらの何気ない会話で
神社のことをやっていたのかな
「俺。大吉引いたことあるもんねー」
「はいはい、私だって今年の初詣で…」
まで話して「!」

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最近、ある願いが叶いました。
願ったままではなく、
こう来たか!と思うような
私の想像できなかった良い形で叶い
驚いていました。


私は、その願いを
中華街の媽祖廟で願いました。
その是非を問うおみくじでも
これ以上ないような
素晴らしいお答えをもらったのです。

(媽祖廟のおみくじは日本のものと変わっていて、
このくじで良いか問い直したりして
念入りにいただきます。書いてあるのは、
願いへの具体的な答えです。)



忘れていたわけではないのですが、
息子との会話の途中で、
その願った時の自分の姿が走馬灯のように去来し!(笑)


お願いしてから半年経ってないんですけど…
媽祖廟ハンパないって!と驚愕し
急いで(笑)お礼参りに行きました。

占いの勉強・ブラッシュアップと、
占い師としてのデビューをした
元町ステラから一番近い大きなお宮がこちら媽祖廟。
ステラ在籍時は、よく、媽祖廟前の小さなお店で
ご飯を食べていました。
おかみさんに「野菜食べなきゃダメヨ!」
って大盛りにされたり(笑)
優しい思い出があります。
生まれた場所の神様が氏神さまなら、
占い師としての氏神様は、媽祖廟?
そう、考えてもよいのかもしれません。



叶ったスピードもですが、
私が思った形より
その謙遜・自己評価の低さを
しっかりカバーして叶えて下さって
本当に現世利益!

現世利益を叶えてくださる神様には
すぐに
・足を運んでお礼参り
・金銭的お礼
(お賽銭や、媽祖廟の場合「金紙」「お線香」など。できれば鳥居や改修費の寄進とかも!)
をお供えさせていただくのが大事だと
私自身思っています。

日本の神様ならお稲荷さんなどは、
そういう、神様だと思います。

つまり、願う時には半端な気持ちで願ってはいけません。
叶ってしまうからです。


媽祖廟につくと、
夕方からお参りした私が悪いのですが、
門は半分閉じられ
お香などの売店もお片付け中。
売店の方に声をかけたら申し訳なさそうに

「お参りはもうできないの、ぐるっと回ってご挨拶と見学はできますからね。」

わー遅かったか…

上に上がり、外からお参りします。
それでもとても暖かく、優しい空気にあふれています。


「神様もうすぐお休みになりますからね。
外からお参りしてね」
と、お線香係りのおじさん。

言葉の通りに、外から媽祖様をお参りします。
お線香や金紙をお供えできないだけで
お姿は近く、廟の中もほとんど見えます。
娘と深々と礼。
金紙をお供えできないので、お賽銭にお礼を託しました。

その時気付いたのは、
今まで媽祖廟で感じたことがない優しさに
包まれていること。


考えたら、
こうやって中には入れていただいて、
しかも、ギリギリできたのに、
普段は流れ作業的に、案内もやつぎばや。
何を喋っているかわからないくらい早口で
ぶっきらぼう(失礼!)な対応を受けることが
多い媽祖廟で、受付の方もお線香のかたも
びっくりするくらい優しくて(笑)
急かされることもなくて。

たぶん、その日の最期の参拝客だったと思います。

お線香や金紙をお供えできなかったのに、
優しく優しく受け入れられている感じ。
「まだまだ、こんなもんじゃない
 こんなもんで叶ったと喜ぶんじゃない。
 もっとすごいことを叶えてあげるから
礼はその時でいい」
と、媽祖さんがニコニコしているように見えました。


まだ、きっかけを作っただけ。
私はそれを、大事に育てていく。
その夢の肯定と、新たな勇気をもらいました。

娘が気に入ってなでなでしまくってた
龍の壁。
私もお顔と珠を触ってきましたよ。


媽祖廟には、媽祖さんはもとより、
縁結び、子授け、勉強、安産の神様もおられます。
皆さんにそれぞれお参りできるので、
全方位的にお願いすることができます。

おみくじは、1つの願いについての答えになりますが、
お願いはたくさんさせていただいて良いのだと思います。

その分、叶ったら、しっかりお礼を。

私ももっと大きなお礼ができますように、
自分を高めていきたいと思いました。

長くなりました。
読んでくださってありがとうございます😊

✴︎ Harmonia

鬼丸 織江 『ハルモニア』