私の仕事部屋は、廊下の突き当たり
(というほど廊下は長くない)
伯母が何十年も使った古い和室を
私なりにアレンジしてイケアのダイニングをいれたり
イケアの照明にしたり
イギリスアンティークのビューローや、
黒磯SHOZOのユーズド家具ショップで買った小引き出しがあったり…
いろいろしてはいますが、
まあ、古い和室です。
入り口はとくに、古い和室です。
夜、廊下の電気をつけてもなお暗いので、
センサーライトをつけましたら、
古い旅館の廊下のそれ、みたいになりました。
さて、これはどうにも
「なんとかの間」とつけたくなります。
適当な板になんか書いても良かったのですが、
いかにもなのもカッコ悪いなあ、とぼんやりしていたところ、
ふととある神社の絵馬を娘が持って通りかかりました。
(最近は家を所狭しと意味不明な言葉を連呼しながら徘徊している一歳半)
いつの間にやら私の部屋から持ってきたみたい。
これ、いいな。
そういうわけで、
「鬼の間」の出来上がり。
鬼とは人の情であり、
「精神」そのものであると私は思っています。
そういうものと、対峙する。
決して退治したり追い払ったりはしない人でありたい。
その思いが「鬼丸織江」の名前にも、にじんでいると思っています。
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