京都旅 3 三十三間堂~

息子が「ここは行きたい!」と言っていたのは

三十三間堂。


旅の数日前「美の巨人たち」の特集が三十三間堂。

由来やいわれ、建築、宗教観・歴史をやっていたのをみて

白銀比や歴史的な背景に、わたしも強く惹かれました。

考えてみればどれだけ訪れてないでしょう。

今回のサブテーマ「京都にみる鎌倉時代」にもふさわしい場所です。


しかし、本当に暑いんです(笑)

歩いている時は「京都だから仕方ない」と思っていましたが

記録的な暑さだったと後で知りました。

その炎天下で、『軒下に刺さった矢を見つけるんだ!』と、

中に入る前に一周しました。うだる~~~


発見した息子は大興奮。

中は言わずもがな。

美しさに圧倒されました。

言葉になりませんね。

時間を忘れそうになります。


普段バタバタとせわしない息子も、

仏様のまえでは、寡黙に、じっくりじっくりと

何か感じ入っている様子でした。



あまりの暑さに逃げ込んだのは京都国立博物館のカフェ。


ちょうどお席が空いていてよかった!

ガラス張りで気持ちよく涼をとり、生き返りました。

アイスコーヒーもおいしかった。

京都は暑くても寒くても、カフェが充実してて良いですね!

うらやましい~。


本当はこちら正面前庭に佐藤継信・忠信の塚であると伝えられた

二つの十三重塔にお参りしたかったのですが、

暑さと時間の制約で断念。また来ます。


正面に回り込みましたが十三塔探すがわからずいると

警備員さんがもっと中はいっていい、もっと!と

写真撮影をしようとしているように思われたらしく、

ぐいぐい中へ入れてくれて、写真までとってくれました。

正面のロダンは、噴水で消えるので、

シャッタータイミングより景色が変わりますね(笑)


ランチは予約なので、時間がなくタクシー移動。

タクシーの運転手さんが短い中で色々教えて下さるので

それもたのしい。

耳塚も見れました。なんでもない住宅地や小さい公園と接していて

なんだか不思議です。

怖いようなスポットですが、歴史が浅いぶん、

京都にかかると生活の中に埋没してしまって

威厳もない感じが(笑)

もっとすごい怨霊・百鬼夜行であふれてますもんね!


お昼は憧れの天壇。


京都にくると、和食?おばんざい?となりますが

お肉がおいしいのも有名なはなしで、

焼肉か、すき焼き☆ですが、今回はランチでリーズナブルに焼き肉を。


小さい頃からあこがれていた

(というのも、帰り京都駅に急ぐタクシーから見えたりするんです 笑)

天壇京都本店を予約しました。

特筆すべきは、このさらっさらなタレ。

酸味が強く、お肉の甘みがダイレクトに来ます。

夏バテ気味で食欲わかないかも…と言っていた息子も

テンション上がり平らげました。


バタバタ旅ではありますが、何食かはしっかり予約し

探したり並んだり、迷ったりする事ないご飯にすると

心にも時間にもゆとりが生まれてよいですね。


さて午前中は臨機応変だったので、

天壇でおいしい良い時間を過ごしたからには

午後はミッションクリアをめざして再起動です~

✴︎ Harmonia

鬼丸 織江 『ハルモニア』