震えて待て

90年代ビジュアル系の、ライブやアルバム発表告知の告知としてよく使われた「震えて待て」というフレーズが今でも結構好きで妹とのメールのやり取りで使ったり使わなかったりしていますが、震えるというのはとても大事なことだなあと日頃から思っていて。

たとえば波動をあげよう!とよく引き寄せ的スピリチュアリズムの本なんかに書いてありますが、波動をあげるとか下げるとか意識的にできたらもうその人はすでにスピリチュアリストか、自意識過剰な思い込み激しい人がどちらかです。

波動というのは、わかりにくいので、震えて待て!ということでいいんじゃないかとおもうんです。
波動をあげるより、振動数をあげるという感じがすきで、振動数をあげると音なら高くなったり、悪いものを弾き飛ばしたり、ものを壊したりもできます。
心が震えていることは、感動しているってことです。
ただ喜ぶとか、感謝するのでは足りなくて、震えるくらい感動している状態が大切なのではないかと思っています。

心や感情が動くということは、ネガティヴ思考の人なら嫌な気持ちに沈んじゃいそうで怖いから、感情を平坦に保つ訓練やお薬を飲んだりすると思います。
確かにこわい。
だけど、きっといいことに違いないと信じ込んで震えて待つこと!
いいことを思いきりリアルに想像すること。

震えて待ったことがある人なら、すでに体感してますからできるはずなんです。
別に90年代ビジュアル系アルバムを震えて待った体験でなくてもいいのです(笑)

何かにワクワクして眠れなかったこと。
それを自分で作り出すんです。
毎日当たり前のようなことをすごいことになるかも!と想像して震えて待つ!

ちなみにこの記事になぜこの写真なの?とお思いでしょうが、これは横浜のキヤアンティークさんという老舗アンティークショップ。
わたしもここで数点照明などを購入しておりますが、数点なのはもちろん大変エクスペンシブだからでして、とにかくすばらしい品揃えですが、あるブックケースビューローに惚れ込んでいて、そのビューローのもつ振動数たるや!たぶんですが、ほとんどの人ははじき飛ばされちゃうから何年も売れ残っています。わたしもはじき飛ばされてます。が、いつかははじき飛ばされないわたしになりたい。そしてわたしのものにしたいと思っています。ものにも振動数があります。心地よい振動数を持つものに囲まれるのも良いですが、少し違うちょっと背伸びのものに囲まれたい。それが自分の振動数をあげるコツではないかと思います。


しかし、実際震えて待て!とかかれた広告はいくつあったんでしょうか。
なんの時にみたのかもよくおぼえてません。
今度妹が実家である我が家に帰ってきたら、納戸をご開帳し調べてみたいと思います。
震えて待て!

✴︎ Harmonia

鬼丸 織江 『ハルモニア』