太い万年筆にぴったりのペンケース。
印傳の色っぽい艶で描かれているのは東京駅のドームです。
旭川に暮らしている時に、帰省と東京駅改装オープンが重なりました。
真新しい東京駅は、確かにすごいけどちょっとしらばっくれていて、よそよそしい気がしました。
帰りに母が買ってプレゼントしてくれたのがこのペンケース。
母は折に触れちょこっと何かを買ってくれます。私が欲しくて、でも自分では買う一歩が踏み出せないようなものを。
若い頃はそれが当たり前だと思っていたけど、今はしみじみありがとうと思うようになりました。
母との関係は気持ちが複雑になることが多かったし、
素直に甘えられずにひどいことを言って泣かれてやれやれ。
もしくは笑われて激怒(笑)なんてこともありましたが…
いまはなんだかうまくいってます。
もらったものを、大切にしたいとおもえるのは、うまくいっている証だと思います。
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